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腹式呼吸について~最近わかったこと第一弾~

2006/06/02 07:15
前回のブログに〟楽器を鳴らす=響きのある音で吹く〝ための具体的方法について、最近少しわかってきた!と書いたところ、興味をもってくれた方が居ましたので、ここに少しまとめてみようと思います。
本当はもっと早くに書きたかったんですけど、ここ数日思いがけず大変な出来事が起こり、遅くなってしまいました(1916さんゴメンナサイ。演奏会のお役に立つと良いんですけど‥)。

念のためつけ加えておきますが、まだまだ研究中・修行中の身なので、これが正しいとはっきりとは言えませんし、今後もやり方がどんどん変わっていく可能性が大いにあります。ひとつの参考程度にしてくださいね。

まず第一弾として〟腹式呼吸〝について。

私がオーボエを吹くにあたって、ドイツに来る以前に、一番の問題となっていたのが 呼吸 ブレス(息継ぎ) でした。この2つは大いに関係があるのですが、今回は、呼吸についてのみ書きます。ブレスについてはまた改めて。
以前は、休みの多いオーケストラ曲ならいざ知らず、ソロの曲では、後半になると必ずパンク状態になってしまい、最後まできちんとコントロールして吹くということが出来ませんでした。
具体的に言うと、曲の後半になると必ず、音に響きがなくなり、音程が上がり、表現が乏しくなり、音量が変えられず、指がカチカチになりめちゃくちゃにミスをしだし、頭は酸欠状態で何も考えられない‥という、とんでもない状態で演奏していたのです。

なぜそういうことになるのかというと、まず息を吐くことがうまくできないため(オーボエは息が余る楽器)、古い息をいつまでも肺にため込むことになり、そのまま新しい息をどんどん吸い込んでいくので、悪い空気がいつまでたっても体外に出て行かず、結果それを全身に運び続けることになり、頭もお腹も指も腕ものどもお腹もみんな正常に働けなくなって全てが演奏に悪影響を及ぼしていたのです。

その時私がどんな呼吸方法をしていたのかというと、これが〟胸式呼吸〝でした。俗に言う『息が上がっている』状態です。100m走を思い出してみてください。走り終わった後のランナーは、みな肩で息をしていますよね? この早くて浅い呼吸が〟胸式呼吸〝です。
一方、〟腹式呼吸〝はと言うと、寝ている人を思い出してみてください。肩で息をしている人はいないですよね? みな、深くてゆっくりとした息をしているはずです。そして、その時、お腹がゆっくりと上下しているはずです。これが〟腹式呼吸〝です。

演奏中に腹式呼吸をすると、何が良いかと言うと、上に書いたような胸式呼吸による弊害が全てなくなります。そして、私自身で特に実感しているのが

 音の響きが変わった
 息が長く持つようになった(今までの3倍くらいもつようになった)


この2つは本当に信じられないほど改善されました。今でもまだ完全に自分のものになっているわけではないので、気をつけていないとすぐに胸式呼吸に戻ってしまうのですが、訓練を続けることによって(正しい呼吸法で演奏し続けることによって)徐々に良くなっているのは実感できるので、これからも続けていこうと思います。

<具体的な訓練方法>

 足の裏がしっかりと床につく椅子に、浅めに腰掛けます。(これは楽器を吹くときの姿勢も一緒です。姿勢については、また詳しく書く予定)
 腰から体を曲げ、頭を下げ、上半身は全て脱力して、下半身の上に添うように垂らします。(お腹と太ももがくっつくように)
横から見ると鍵括弧の始まりの形のようになっていると思います。(→  こんな形)
この状態で、呼吸をしてみてください。自然に腹式呼吸になっているはずです。掌を、わき腹より少し背中よりに当ててみると、ここが息の吸う・吐くに合わせて、膨らんだりへこんだりするのが分かると思います。
 この深くてゆっくりとした腹式呼吸を感じることができるようになったら、呼吸を続けながら少しずつ上体を起こしてゆき、上体が起きたままでもそれができるように練習してください。(掌を先程の位置ににあてたままにしていると、よくわかります)。
また、上体を起こしたとき、大きな鏡の真横に座り、首から上だけ鏡の方向を見ると、うまく腹式呼吸ができているときは、お腹が前後に膨らんだりへこんだりするのがはっきりわかるはずです(このとき、肩が上下に動いたり、胸が大きく動く場合は胸式呼吸です)。
 上体を起こしてうまくいかなければ、また初めの姿勢()に戻り、できるようになるまで繰り返します。


この練習は、楽器を吹いていない時でも、慣れてくれば椅子に座ってさえいればいつでもできるので、私はバスの中などでもこっそりやっています。深い息をすることによって、気持ちまで落ち着いてくるので、すごく得した気分になります(本番前の緊張などにも有効だと思います)。オーボエに限らず、全ての管楽器に応用が利くと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
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忙しい中、どうもありがとう。

トラで演奏会に乗ったりするときは、ほとんど緊張しないときもあるのに、自分の所属する楽団ではどうにもこうにも。ソロになると普段の練習でも指が震えて息が半分位しか入らない感じ。なんか練習すればするほど合奏での緊張が増してきます。最初の音の発音が一番怖いんですよね。ビビリ過ぎというのは重々わかっているんだけどどうにもならない。結構、重症なんですよ。

メイプルさんの、以前はパンク状態になり、音に響きがなくなり・・・という文章。この点が改善されたというのはちょっと励みになりますね。試してみます。



1916さん

直前過ぎるので参考になったのかかなり怪しいと思うんだけど、、、、、言葉で説明するのって難しいね。会えば簡単なんだけどね。
トラで緊張しないというのは驚きです。私は逆です。トラの方がよっぽど緊張します。だって、どんな人が来たのかな?と思って注意して聞かれてるかもしれないじゃないですか。
練習すればするほど合奏で緊張するというのも全く逆だ。私は練習して自信がつけばつくほど安心して吹けるんですが。
人によっていろいろ違うのね。不思議~。でも、最初の発音が一番怖いのは万国共通かもね。

そんなことを書いてるうちに、もうすぐ本番の時間かな? 上手くいくよう祈ってるよー。ドイツからじゃ遠すぎるけど。



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